血管内留置カテーテルの選択基準
留置目的、輸液・薬液の血管刺激性(侵襲性)、留置期間、血管の状態・感染リスクを含めた全身状態などを総合的に評価し、適切なカテーテルの選択をする。
※カテーテルの選択には種類のみではなくサイズや留置部位も考慮する。
血管内留置カテーテルの種類
薬剤投与やモニタリング、血液透析など多様な医療目的で用いられる医療用チューブである。末梢ラインと中心ラインに大別され、用途や挿入部位、治療期間に応じて適切な種類が選択される。
末梢ライン
末梢静脈カテーテル(PIVC)
動脈カテーテル
ミッドラインカテーテル(MC)
中心ライン
中心静脈挿入型中心静脈カテーテル(CICC)
末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)
トンネル型中心静脈カテーテル
埋め込み型中心静脈ポート(Port-a-Cath)
血液透析用カテーテル
高流量の血液透析に対応した大口径カテーテルで、急性・慢性腎不全患者に用いる。通常のラインは薬剤の注入が目的なのに対し、透析用カテーテルは一分間に150ml以上の脱血に耐える必要がある。また、一時的に使用するものと、長期留置可能なカフ型カテーテルがある。(今井)
